個人情報保護について(社外秘)

 

 H29.5.22 株式会社アイティーエム  
 
  個人情報保護の背景  
  仕事等においてコンピューターやインターネットを利用することが多くなり、顧客情報や人事情報の管理なので個人情報を取り扱う機会が増えている。それに伴って、不正な方法で取得された個人情報を利用した迷惑な勧誘電話や大量のダイレクトメール、不当請求通知なども多発するようになり、このような脅威に対し、個人情報を取り扱う事業者が遵守すべき義務などを定めた法律がなかった。この状況を改善するため、2003年5月30日「個人情報保護法」が可決・成立した。  
   
  個人情報保護法  
 

「個人情報保護法」は、個人情報を取り扱う事業者の守るべき義務などを定めることにより、個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護することを目的とした法律。

個人情報を取り扱う事業者は、組織内で事業のために利用しているすべての個人情報について、法律の守るべき義務に違反する部分を改善する必要がある。個人情報の管理義務に違反すると罰則があり、また、個人情報の持ち主に対して損害賠償金を支払う、会社の信用失墜など、組織にとって大きな痛手を受けることになる。

 
 
 
 

  個人情報とは 

  1. 本人の氏名
  2. 生年月日、住所、電話番号、会社における職位や所属
  3. 防犯カメラに記録された情報など本人が判別できる映像情報
  4. 特定の個人を識別できるメールアドレス情報
  5. 従業員の情報
 
     

  個人情報の利用

 
 
  1. 目的外利用の禁止⇒利用目的を通知されているのにもかかわらず、通知された内容と異なる目的で個人情報は利用されてはならない
  2. 三者への提供禁止⇒個人情報を第三者に提供する際は本人の同意を得てから提供しなければならない
  3. 報の加工禁止⇒第三者に提供することを目的として個人情報を加工してはならない、加工する場合は本人の同意をえなくてはならない
  4. 業者への委託⇒個人情報の都の扱いを外部業者に委託する場合、しっかりと管理・監督することが必要